Niz(日本だとAkeeyoが取り扱い)のキーボードは静電容量無接点方式でBluetoothやAPC(Realforceのキーボードに搭載されている機能)にも対応しあらゆる機能を盛り込んで、かつ66とか82,84キーといった省スペースのキー配置もカバーし、キー配置も自由自在に変更可能というトンデモない代物。
個人的には静電容量無接点方式のキーボードだと、これでいいんじゃね?って思ってます。
事の発端
2019年7月に購入して快適に使っていたのだけど、2021年3月のある日にふとチルトスタンドを倒して使ってみようかな?って思って、スタンドを倒したら、、何故か水平が取れず安定しないじゃないですか。「え?なんで??」って思い、再度スタンドが左右とも倒れているかを確認するも問題ない。なのになんで安定しないのか??
そのときキーボードの背面に手が触れて
「あれ?膨らんでる??」
と気がつきました。えぇ、バッテリーがかなり膨らんでましたよ。
内蔵バッテリーが膨らんでしまったNizのキーボード(1年8ヵ月使用)、新しいものへの交換の手続きは進んでいるので、膨らんだ内蔵バッテリーをとりあえず取り出した。
怖いぐらい膨らんでるよ。 pic.twitter.com/MqtDOMnGiX— SWK623 a.k.a mario 🍄 (@swk623) March 12, 2021
原因?(2021/05/27追記)
普通に使っててもこんなことを起こっちゃうのか?と。
思い返すと私の使っていた状況はちょっと異常だったかもしれません。
基本会社のノートPCに接続して使っていましたが、このノートPCは外からリモートで接続することもあるので、ずーっと電源入れっぱなしだったんですね。その電源入れっぱなしのPCにNizのキーボードも有線で繋ぎっぱなしだったわけです。ま、なんで、バッテリーには非常に厳しい状況で使っていたとは言えます。
ま、ノートPCのバッテリーは問題ないので、Nizのキーボードのバッテリーも頑張れよって話はあるかもしれないですけど。。念の為、補足しておきます。
新しいの買っちゃう!?
心機一転!別の新しいものを買うことも正直考えました。
候補としては以下のものです。
Keychron
Keychronは本気で悩んだ。何よりもカッコいいし、機能も十分なのにお安め。ちょうど欲しい型の在庫が無くて、踏みとどまりました。
ErgoDox EZ
ErgoDox EZは一度は使ってみたいと何度も思ったキーボードです。この親指の使い勝手がどんなものなのか?体験してみたいと。
悩んだ結果?
でね。どうしても譲れないポイントがありまして。
えぇ、キースイッチが「静電容量無接点方式」じゃないと嫌なんですよ!
現在、テンキーでFILCOのMajestouch TenKeyPad 2 Professional CHERRY MX SILENT・マットホワイトを左手側に置いて使ってるんですけど。こいつのキースイッチがCherry MX SILENTスイッチのピンク軸なんですね。
で、Keychronのキースイッチで選ぶとしたらキー荷重的にも赤軸かなーって思ってたんですけど、どうもFILCOのキーの押し心地は正直好きじゃないんですよね。
なんでしょう、なんか「ふにゃっ」って感じがどうもねぇ。えぇ、もうね、静電容量無接点方式の押し心地に慣れたら、メカニカルには戻れない体になってしまっていたんです。
ぶっちゃけテンキーとして、Nizのやつ(NIZ 21 Keys White)を買おうか悩んでいるぐらいw
それでも慣れるだろうとは正直思いますが、おそらくその判断をずっと後悔すると感じてしまったんですよねぇ。そうしたら、キースイッチがメカニカルのものは選択肢から消えました。
保証は切れているが修理できるのか?問合せてみる
Nizのキードードは1年半の保証がついているのですが、気がついたときには1年8ヶ月経過し保証切れ。。とりあえず、修理とかできないか?購入したamazon経由で問合せてみました。
- amazonの注文履歴から該当する注文の「注文の詳細」を開きます。
- 「販売」のところに販売元の会社名が表示されいるので、今回の場合は「Newvision JP」をクリック
-
「Newvision JP」のページが開くので、ボタン「質問する」をクリック
チャットの画面が表示されるので、そこで質問を入力すればOKです。
Akeeyoのサポート経由でやりとり
amazonでやり取り後、Akeeyoのサポートページに移動してやりとりをし、以下の流れとなりました。現状、新品の交換品を受け取って、故障したものは返品済みです。
- 修理だと中国に輸送して修理等が発生し10,000円、新品に交換だと8,000円ということだったので、8,000で新品に交換を選択
- Nizのキーボードは常にアップデートしているようなので、新品になるのはメリットが大きいと感じました
- 費用はamazonのAKEEYO 特別対応サービス代 [アフター/別売り品購入/修理専用] | バイク工具・メンテナンス | 車&バイクで支払い
- 代金支払い後に交換品を発送、到着して動作確認したら故障品(今回はバッテリー抜いたやつ)を元払いで輸送
尚、在庫がなくて発送まで2,3日待ちましたが、とても丁寧にかつスムーズに対応してもらえました。有償だったとはいえ、まさか即答で新品に交換してもらえるとは思わなかったので、とても助かりました。
関係ないですけど、AkeeyoのサポートページはZendeskを使ってるんですね。Zendeskはシンプルで価格もリーズナブルだから、サクっとサポートページを開設するのにはいいと思いますね。
まとめ
バッテリーが膨らんでいることを発見したときは、保証も切れていたしどうしようかと思いましたが、、有償で無事に新品に交換してもらえました。これでまた安心してNizのキーボードを使い続けることができます。
これを書いていて気がついたのですが、今だと25,000円ぐらいして私が購入したときより10,000円近く高いんですね。。なんというか、Nizは安くで機能てんこ盛りというのがメリットだったのですが、この価格だと安く買った自分としては考えてしまいますね。直接、中国から直接購入したほうがいいかも?とも考えがよぎりますが、そうしたら今回のような対応は受けることはできなと思われるので、その辺りは保険としての費用と考えるかどうか?になるかもしれません。
とはいえ、
- 静電容量無接点方式のキースイッチ
- コンパクト(66,82,84,87,108と選択肢も豊富)
- 有線もBluetoothの無線も両方OK
- キー配列が普通のUS配列&独自アプリでキー配置が自由自在に変更可能
- Realfoceのスイッチのオン位置を調節できるAPC(アクチュエーションポイントチェンジャー)相当機能を搭載
- MX軸互換のキーキャップに交換可能
等など、これだけの機能を凝縮したキーボードは唯一無二の存在です!そう考えると自分が買った時の価格が安すぎたんだとは思います。
なので、これからも他の静電容量無接点方式のRealfoceやHHKBの足りない部分を補って余る機能をもったNizのキーボードはよい選択肢になると思いますし、私はオススメします。
でもバッテリー膨らんじゃって大丈夫なの?って思うかもしれませんが、それこそMacBookとかのバッテリーでも膨らむときは膨らみますからね。まぁでも、次またバッテリーが膨らんでしまったら、自分で交換しちゃうかもしれませんねw
個人的にRealfoceは82とか84キーのやつが無い、HHKBはFunctionキーが無いのとキー配置が微妙なので、もう選択できないんですよねぇ。
あとは、NizがErgoDox EZのようなセパレートのタイプを出してくれたら最高なんだけどなぁ。
ご参考
Nizのキーボードの細かい設定については下記のページにガッツリまとめられているので、ご参考までに!
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