アナログシンセで次の1台に何を買うかを考える

ちょっと前だと、シンセなんてソフトシンセのほうが便利だし、十分じゃね?って思ってたんですよ。でもね、Minibruteと久々に向き合ってみた結果、アナログシンセの音がドラスティックに変わる感じが気持ち良すぎて、ライブ用途にもう1台ほど追加したいなぁっという気持ちがフツフツと沸いてきましてw
ってことで、オーディオI/Fに続いて、アナログシンセで次の1台に何を買うかを考えるシリーズです。予算は「10万以下」、ちょい超えるぐらいなら頑張る?といったところです。予算が貯まるまで数カ月はかかる見込みですので、暫くはこの悩みで楽しめそうですw

2017/09/09

本日、Moog Mother-32を購入しました!
(資金を貯めるのに6ヶ月かかりました)
早速、接続してBitwig Studio 2からMIDI経由で音出し♪
BASSから出してみて、もう感無量です。そう、このAttack感と太い存在感のある音が、
欲しかったのよ。ワシのスキルが足りないのでしょうが、MiniBruteでどうやっても
出なかった音がほんとサクッと出てくれました。
ツマミのトルクの重さも最高ですね。
さーて、これから色々といじり倒しつつ、次の曲作らないとだな。
IMG 3145
以下は過去のワシの独り言です。
今現在、ちょろっとでも調べたのは↓です。

2017/08/31現在、Mother-32とBehringer Model Dを買っちゃうだろうなって感じですw

Moog Mother-32

BEHRINGERのMinimoogのクローンである「Behringer D」が出るという話題があり、気にはなっていました。なんだけど、Minimoogの音が欲しいのか?と言われると、そうでもなくて。でも、シンセならMoogのシンセが欲しいよなーって思ってて、目についたのがこの「Mother-32」。
DEMOの動画を見て、音がものすごく好みで、心を鷲掴みにされました。
なんというか、むき出しの音が繊細なのに太いんですよね(意味わかんないって?w)。
モジュラーシンセにも興味がないわけではなく、使っているDAWもBitwigということもあり、このセミモジュラーシンセに行くしかなんじゃないか?と自分に言い聞かせている次第です。

2017/07/22

ROCK INN 吉祥寺に展示品が置いてあり(まさかあるとは思ってなかった)、ずっと触ってました。最初は使い方わからずに、店員の方とマニュアル見ながらシーケンサーの入力をやりましたけどw いやー、やっぱり音が太い!ツマミのトルクの重さも最高♪
店員の方には、とりあえずコレ買ってモジュラーで拡張するのがいいんじゃないか?と勧められましたw そのときに、見せてもらったのがMake NoiseのフィルターのMake Noise MMGでした。順調に沼へ誘われています。

2017/07/30

今日も今日とて触ってきましたw
なんというか、自分の気持はもうMother-32なんですよね。
フィルターのかかり具合とか、やっぱイイ!
正直、今の段階では音を思うようには全然作れる気がしないですが、攻略のやりがいがあるんです。自分で書いてて思うのですが、アホですねw







↓特にこの動画はかっこよすぎ♪聴いてて、そう!こういう音が欲しいのよって感じなんです。11分30秒ぐらいからのLeadの泣きメロが、もうたまんないっす。

どうせ買うなら、もうちょい頑張って「SUB 37」あたり(上記動画でも使われています)いっとく?という気もしたのですが、いかんせん置く場所がない!モジュールだけので出してくれれば、正直考えてしまうかもしれない。
↓こういうの見ちゃうと、モジュラーに行ってしまいそうになりますw

その他、気になった動画を追加中。

↓スペック上、1VCOってなってますが、パッチングによってSawtoothとPulseに加えて、LFOも重ねれるぜー的な動画

↓こういうのやってみたいー

メモ書き

Mother-32のケースで下記のものがピッタリという意見を見かけた、ライブする際に持ち運ぶことがあったら検討だな。純正品は高いし。。。
Amazon.co.jp: ETSUMI インナーボックス クッションボックス ロング ブラック E-727: カメラ


Behringer Model D

DeepMind 12を初のシンセとして送り出したBehringerのMinimoog Model DのClone。いつリリースされるかわからなかったので、候補から外していたのですが、チェック対象に上がってきました。
何よりも魅力的なのは、圧倒的な価格の安さ!
しかも、Roland SE-02が2017年7月に発売予定と発表したのを受けてか、SweetwaterでPre Orderで$299.99ときたもんだ。公式のサイトでもまだ情報は出ておらず、動画もそれほどないので出来がどうか?は非常に気になるところ。今のところ、出荷予定は2017年9月とのこと。
Roland SE-02とBehringer Model Dとで、どっちがどうのこうのって話になりそうで、そういう悩みを抱えるんだったら、Moogいっとけって話でしょうかね。

2017/08/31

BehringerのCEOがTwitterで公式に小売価格が299ドルと!
そんなんみんな買うだろ!



↓この動画みたら、ベリモーグやべー!ってなったw 大きさもちょうどいいし。ぐぬぬ。


Elektron Analog Four MKII

2017/09にリリースとなっていますが、現時点(2017/08/28)まったく情報があがってきてはいないです。
で、デザインはすっごく好みです。はい。値段は少々お高いですが、手が届かないわけではない。
ライブで機材を減らしたい、またマシンライブをする想定だったら、選択肢としてアリだとは感じます。
しかーし、ワシがアナログシンセに求めるのは、全ての設定のツマミ等が見えているという点です。
ボタンを押して切り替えるとか、そんなのワシは許しません!w
なので、今回は却下です。


Roland SE-02

Mother-32でいくかーって思ってたら、発表されたのがこいつ。
Behringer DでMinimoogを気にしていただけに、アンテナに引っかかってしまいました。
このサイズで3VCOで、シーケンサー付き。音源にもなるっていうので、TB-3と同じようにMacではAggregation Deviceとして使える点は、確かに魅力的。USB接続だけで外部音源として使えるから、Inputの少ないApollo Twin Duoだとほんとに助かる。。
でね、あがってくるDEMOを逃さず聞いているんですけど、うーん、音聞いたら欲しくなくなったかもです。なんでしょう?なんか、そんな古臭い音はいらんなーっていうのが、現在のワシの印象。もうちょっと何とかならなかったのか。。MoogのDEMOがかっこよすぎて、SE-02のは正直ダサい。もうちょっと何とかならなかったのか。とはいえ、他の音のSampleが出てくれば気持ちは変わる?かもしれないので、Watchは続けようかと思います。
このシンセの発表後にSNS上で「SH-101を作り直して出せばいいのに」みたいな書き込みを見かけました。しかし、梯さんが過去の製品を現在の部品で作り変えて売るようなことは絶対にしないって言ってたから、今後も絶対にないだろうと思います。それこそ、TB-303のアナログ再生産なーんてことになったら、Rolandの守ってきた大事なものが失われてしまう気がする。なので、SE-02のような新しいアプローチでの挑戦は、個人的には好きです。

2017/07/30

SE-02を触ってきました。
ほんと、あのサイズによく収めたと思う。サイズの割には音は太いし、音作りはしやすいしと思います。XMOD, Feedbackで、簡単に過激な音も出せる。
ライブでの用途で、持ち運びも考えると中々魅力的です。
しかし、サイズの小ささはメリットである反面、正直なところツマミは小さくていじりづらいです。場所によるのですが、ツマミを回し切るのに何度かツマミ直さないといけなかったりします(モジュラーいじっている人の動画でよく見る感じですね)。細かいですが、波形選択のツマミがガタついているのも気になり、作りは安っぽいですね。ずっと使うことを考えると、こういう違和感があるというのは精神衛生上良くないとワシは思うんです。我慢しないに越したことないですからね。
ぶっちゃけ、もっと大きく作ればよかったのにと思うが、そうなると価格が高くなるからなー。どういう層にフォーカスして作った製品なのか?イマイチよくわからないです。手頃で、出音のいいシンセであることは間違いないです。
で、買うのか?って話ですけど、今のところ私は魅力を感じなかったです。音に特徴があるわけでもなく、なんかコレ!ってのがワシにはなかったんです。これはあくまでワシの個人的な感想なので、こればっかりは直に触って音を聴いて確かめてください!
やっぱ、Rolandの本気のアナログシンセを出して欲しいですねぇ。他のシンセを触って感じるのが、ArturiaのMiniBruteは楽しいシンセだいうことですね。ほんと、好みの音が出てくれる♪




KORG monologue

えーっと、Mother-32を押しのけて購買意欲が湧いてきました。キッカケは下記のAphex Twinことリチャード・D・ジェームスと開発に携わっていた元KorgのエンジニアであるTATSUYA TAKAHASHIのインタビュー記事。

えぇ、ワシ、結構ミーハーなんですw
でもね、こんな変態(褒め言葉)が作り上げたシンセが面白いわけないと直感したんです。しかも、色の展開もあるのも素敵♪個人的に青が好きで、SH-101の青には憧れますもんね。エウレカセブンでHiroshi WatanabeのGet It By Your Handsでおなじみのチャールズ・ビームスが駆るLFO!おっと、話が脱線しすぎましたねw
x0xb0xを使ってライブ活動しているKick.S(@memory_boy)さんもAcidマシンとして使えるというつぶやきも最近みたこともあり、かなり気になってます。何よりも価格がお手頃で、既に貯まっているシンセ貯金で買える価格でもあることから、週末気に入ったらそのままお持ち帰りしてしまいそうな勢いw

2017/07/22

触ってきました。うん、確かにカッコいいACIDな感じの音は出ます。しかーし、音がどうにもこうにも軽い!(ワシ主観ですが)まぁ、値段相当といえば、そうなんでしょうかねぇ。
後、プリセットはワシみたいに音作りが苦手な人にはとってもありがたいのですが、プリセットとツマミの位置がズレてるから、何かよくわからないんですよね。MiniBruteになれちゃうと、ツマミの位置で音が鳴ってないっていうのがすごく違和感があって。。便利さとのトレードオフだから仕方がないのでしょうがね。
とりあえず、購入対象からは外れたかなーって感じですね。




Make Noise 0-COAST

KUROさんにオススメされたセミモジュラータイプのMoogと対極のアナログシンセ。
Make Noiseはモジュラー界隈では超有名みたいなのですが、まったく知りませんでした。
そして、FilterもCuttoffもないこのシンセは、初見では未知の何か?です。
減算方式ではなく、倍音を増幅させて音を作るとか、もう???です。
本シンセの歴史背景やどんなシンセなのか?は、↓のmixiの日記がとてもわかりやすかったです。
フルアナログなのに非・減算方式シンセ:Make Noise “0-Coast”(前篇) | mixiユーザー(id:498257)の日記
フルアナログなのに非・減算方式シンセ:Make Noise “0-Coast”(後編) | mixiユーザー(id:498257)の日記



うーん、なかなかの変態っぷりが伝わってきます。
新しいもの好きのワシとしては、ちょっとウズウズしますw
拙いワシの表現するところ、Aphex Twinみたい。
(まぁ、ワシは凡人なので、Aphex Twinの良さってわかんないんですけどね)
最近話題になっていたAphex Twinのモジュラーシステムの中には、Make NoiseのReverbのモジュールは入っているのが見てとれます。
しかし、、どうもこのLooksが、、、フォント見づらいしw そのうち慣れるのかしら。
で、追加する1台になるか?と言われると、正直今欲しい音ではないっす。
でも、これじゃないと作れない音があるのは、何となくわかったので
そのタイミングがくればという感じでしょうか。
どっちかというと、エフェクト系のモジュラーを使ってみたい気はします。
(って、お前モジュラーに行くのかよ!w)


KORG MS-20 mini

GOA Tranceのアーティストなら、大抵は持っているんじゃないか?というMS-20。
でも、何でしょう。欲しいって思う衝動が湧いてこないんです。
何でか?自分なりに分析。

  • 過去のものに興味がない。
  • 復刻版とかって、何か覚めた目で見ちゃうんですよね。今更、もういいかなって。
  • TB-303についてはどうなんだよ?って言われるとシドロモドロになってしまいますがw 自分の持っているTB-3は、デジタルで再現しようとする新しい試みに心を動かされましたね。
  • 昔欲しかったシンセとかが特に無い。
  • そもそも過去にシンセに興味をもってはいなかったから、「あの頃欲しかったシンセが買える!」っていう衝動がないんです。
  • SEQUENTIAL Prophet-6は、非常に好感が持てる。
  • 物を作る会社として、過去のものと同じ物を作って売るって、個人的には好きになれないんです。「この頑固者!」って感じですよねw
  • 申し訳ないが、見た目が好きになれない。
  • ワシにとって見た目って結構重要なんですよね。ぶっちゃけ、普通にかっこ悪くないですか?(おめーのセンスがおかしいっ!て言われれば、それだけですけどw)Moduleのほうならまだという気はするけど、もう売ってないしなー。

ま、今そう思ってるだけで、時間が経てば考え方は変わるかもしれませんw



メモ書き


ARP ODYSSEY

欲しいとしたら鍵盤のないModule版ですかね。ワシの机、既に置き場ないのでw
これ1台で、いろんな音を作れると思います(テメーができるかはさておき)。
しかーし、ワシとしてはツマミを回したいんです。ツマミをw
確かにパッと見で設定がわかりやすいというのはわかる。
でもね、理由とかなしにツマミを回したいんですw
そういう理由でって言うとなんか失礼な感じですが、違うなーってところです。


Behringer DEEPMIND 12

Polyphonicのシンセが欲しいわけじゃないし、何よりも見た目が好みじゃないです。ごめんなさい。後は、やっぱツマみたいんですw
なんだけど、Pad系の音いいっすね〜♪
Ambient作るのにはいいかもと思う反面、Padならソフトシンセで良くないか?と短絡的に思う自分もいる。後は、プリセットが豊富なのは、音作り苦手な自分としてはメリットなんだよなぁ。


しかし、氏家さんが演奏すると、どんなシンセでも欲しくなるという不思議w


Novation PEAK

存在すら友達に聞くまで知らなかったのですが、、Wave Tableも扱えるシンセなんですね。
以前は、ハードシンセ→ソフトシンセだったのに、ソフトシンセ→ハードシンセって流れになっているのが、面白いですね。
Wave Tableも扱えるとなると、かなり自由に音作りがハードウェアのシンセでできるという点は確かにメリット。モジュラーシンセだと、VCOのモジュールを買い足さないといけなかったりするわけですからね。お値段は、税込みで15万ちょいですか、DeepMind 12と競合してる感じですねぇ。
しかし、なんだろう。自由度が高すぎるが故に使いこなせない自分が、見え隠れしてるような。


Pioneer TORAIZ AS-1

Dave Smith Instruments社との協業関係をさらに深め、伝説的なポリフォニック・アナログ・シンセサイザー Prophet-5 の設計思想を受け継ぐ Prophet-6 をもとに共同開発したモノフォニック・アナログ・シンセサイザーです。
音は申し分ないと思います。はい。
しかーし、ツマミが全部出てなくて、PC上のアプリでコントロールしなくてはいけないというのが、非常に残念仕様。まぁ、でっかくしてツマミ全部つければ、その分高くなるわけで、その辺のトレードオフは難しいところですね。

コメント

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