Naya Createのキースイッチのスプリングを交換してみた

Naya Create

2025/09/11に2年と3ヶ月待ってようやくNaya Createが届きました!

Xにも投稿していますが、最初のファームウェアのアップデート作業でミスッてしまい、モジュールの1つであるトラックボールのTrackモジュールは9/22時点でも文鎮化したままです😅
サポートに問い合わせはしてますが今のところか解決の目処はたっていません。

とはいえ、TouchとTuneモジュールは問題なく動作しているので、既に仕事でも使い始めています。現状は分割キーボードとオーソリニア配列、親指Enterと初めて尽くしのUIに慣れようと必死です😊

で、使っていてどうにかしたいと最初に思ったのが、キー荷重の重さです。
現状、出荷されているNaya Createのキースイッチは全てリニアの赤軸なんですが、今までメインで使っていたNizのキーボードのキー荷重が35gだったのもあり、どうにもキー荷重が私にとっては重い!特に小指で押下するキーは顕著に重く感じます。

なので、キー配置には慣れるしかないですが、キー荷重は軽くしたいと思いキースイッチのスプリングを交換することにしました。

参考にした情報

キースイッチのスプリング交換するにあたり参考にしたのはNayaのDiscordで実際に交換された方の投稿と作業の動画です。

これを見てなければやろうとは思ってなかったです。
ほんとうにありがたいことです🙏

スプリング交換にあたり購入したもの

キースイッチのスプリング交換するにあたり購したものです。

  • SPRiT ALPS Springs — RNDKBD
    • Naya CreateのキースイッチのスプリングにはChocを選べばいいのですが、ALPSも物はChocと同じなようで欲しい重さの在庫があるほうを選ぶといいと思います。ちなみに cN = g です。
    • Naya CreateのLow Profileの場合、スプリングの重さ+10〜15gぐらいの重さになるようです。個人的に35gにしたかったので25gのスプリングを購入するつもりでしたが、在庫がなかったので、、今回は20gのALPSのスプリングを購入しました。
  • Choc Switch Opener — RNDKBD
    • キースイッチをバラす時に使うOpenerです。無くて大丈夫だとは思いますが、あったほうがめっちゃ楽です。
    • 届いたものは2種類ありました。おそらくChocのV1とV2の2種類ではないかと思います。実際、使えたのは2つのうち1つだけでした。それもちょっと加工が必要でした(後述)。
  • Wuque Titanium Switch Puller
    • Naya Createにもキースイッチを外すためのSwtich Pullerは付属していますが上記の動画でこれがあったほうがいいと仰られていたので私は購入しました。確かに純正のものよりもしっかりしているので外しやすかったです。
  • 潤滑剤
    • 何を購入すればいいか?まったくわからないので、遊舎工房さんで購入しました。
    • 購入したのは「GPL 205 G0(3g)」です。3gで十分です。3gでもまったく減ってないです。

スプリング交換作業

ではスプリング交換していきます。
流れ以下の通りです。

  1. キーキャップを外す
  2. キースイッチを外す
  3. キースイッチをバラす
  4. ルブを塗布する
  5. 交換するスプリングでキースイッチを組み立て

作業の詳細については上記の動画を見てもらうのが早いと思います。
動画ではまとめてバラしていましたが、私は1つづつ上記の流れで作業をしました。
以下、私が作業をする中で躓いたところを書いておきます。

Spaceの位置のキースイッチが外しにくい

キースイッチを外す時にどうするのが正しいかがわからなかったのがSpaceの部分。
ここスイッチを外す際にSwitch Pullerを差し込むための穴が下側にしかないんですよね。仕方がないので下側だけにPullerの爪を引っ掛けて外しましたけど、結構硬くて苦労しました。

また、これはSpaceに限った話ではないですが、キースイッチを外した際に接触してか?ピンが曲がっていることが何度かありました。なので、キースイッチを外した際にピンが曲がっていないか?を確認して、曲がっていたらラジオペンチなどで優しく真っ直ぐにしてください。

Switch Openerは少し加工が必要

Choc Switch Opener
Crack open your chocs with this tool. The cylinder is used to eject the switch bottoms from the claws.

購入したSwitch Openerですが、そのままだとちょっとNaya Createのキースイッチにはあわないので少し削る必要がありました。

ちょっと分かりずらいかと思いますが、、爪にあたる箇所で右側のほうの先が少し斜めになっているかと思います。この部分を削ってあげないとうまくハマらなかったです。なので、金属製のヤスリで削ってあげました。

もう少し綺麗にしたかったですが、この状態でキースイッチをバラすのには問題なかったので、このまま使って全部交換しました。

ルブの塗布

キースイッチにルブを塗布するような作業は今回がはじめてでした。
で、どこに塗ればいいか?はよくわかっていなかったので、、とりあえずキースイッチの赤いパーツのスイッチ部分にあたる箇所と軸部分にだけ塗布してみてます。

ちなみに左側のスプリングが標準のもので、右側が交換したスプリングです。元の方が短いのは意外でした。

まとめ:交換してどうだったん?

スプリングの交換は勢いで全てやりきりました。
作業時間は2時間ぐらいかな。3時間はかかってないと思います。

交換後の感触ですが、めちゃくちゃ軽くなりました。てか、ちょっと軽すぎたか?って感じです😅やっぱり自分には25gのスプリングがちょうどよかったかも?

実際、今まで使っていた静電容量無節点方式のNizのキーボードのキー荷重が35gなのですが、それと比較しても明らかに軽い。キー荷重測る手段がないので数値としてはわかりませんが、20gのスプリングでプラス10〜15gになるとして35gよりも軽いとなると、20+10=30gぐらいかなという感触です。
30gというとRealForceの一番軽いやつが30gなので、今度お店で確認してみるか😅

今このBlogはスプリングを交換した状態で入力していますが、交換前に比べてかなり軽快に入力できるようになりました。小指の位置のキーを押下する際に「ちょっと重いなぁ」という感覚は皆無になりました。
キー荷重が普段使っていたキーボードよりも軽くなっているので、ミスタイプは体感でも増えてます。とはいえ、キー荷重の重さの変化は使っていれば慣れると思います。実際、Nizの35gを使う前はRealForceの変荷重の物を使っていて、一気に軽くなったので慣れるまではミスタイプしまくってましたからね。で、荷重が軽いのに慣れたら元には戻れなくなりましたけどね🤣

さて、現状はまだまだNaya Createに慣れるのに必死な状況です。
キーマップについても日々試行錯誤中で、少しずつ追い込んでいるところです。

キーマップについてもそのうちBlogのほうにまとめようかと思います。
それよりも早くTrackモジュールが使えるようになって欲しいですね😅

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