問題発生
会社で使っているWindows 10のPCをビルド1809にアップグレードしたところ、すげー重くなった!
え、なんで??って思ってタスクマネージャーを立ち上げると、、、
「サービス ホスト: Windows Push Notifications User Service」とかいうのが大暴走中。CPUを30%、メモリに至ってはほぼ100%を握ったままじゃないですか!!!え、何これ?ウィルスかよっ!?ってレベル。
で、このプロセスを強制終了すると、しばらくするとゾンビのようにまた立ちがってきて、リソースを食いつぶす。
サービスを覗いてみると「Windows Push Notifications User Service」が確かにいる。プロセスを強制終了した後に、サービスのスタートアップの種類を「手動」に変更しようとするとエラーが出て変更できない。再起動しても何も改善しない。
英語でググる
ググっても何も情報が見つからず、途方に暮れていました。
しばらくして、そういえば英語のサイトで探してないなと思い、ググってみると下記のサイトがヒット。
以下の5つの解決方法が記載されいました。
- Use SFC to Scan for Memory Leaks
- Rename or Delete the Notifications Folder in Safe Mode
- Uninstall the ‘Do Not Disturb’ Component of Avast/AVG
- Update Windows 10 to the Latest Version
- Replace Your Antivirus
解決方法 その1
コマンドプロンプトを管理者モードで立ち上げて、下記のコマンドを実行しろってやつ。
sfc /scannow
これは既に実行済みで効果なし。
解決方法 その3 & 5
会社で指定されたウィルス対策のツールが入っているので、対象外。
解決方法 その4
Windows10のビルド1809で適用できるパッチ類は、全て適用済みでした。
解決方法 その2
ん?これは初めてみる解決方法でした。手順は以下の通り。
手順
- タスクマネージャーを管理者モードで起動して、「サービス ホスト: Windows Push Notifications User Service」を強制終了
- 「C:\Users\YOURUSERNAME\AppData\Local\Microsoft\Windows」配下にあるディレクトリ「Notifications」というフォルダ名を変更(「YOURUSERNAME」の部分はログインしているユーザIDに置き換えてください)
- OSの再起動
無事解決
すると、、しばらくしても「サービス ホスト: Windows Push Notifications User Service」大人しいままじゃないですか!うおーきたー!!ということで、私の環境では解決しました。
「Notifications」にはこのプロセスが使うデータベースファイルが格納されており、そいつが破損している?とかでメモリリークのような動きをしている感じですね。尚、「Notifications」フォルダの中身のデータベースはプロセスが起動するタイミングで新しく作成されます。
もし、同様の問題でお困りの方がいたら、試してみる価値はあるかと思います。
とはいえ、作業は自己責任でお願いしまする。
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