同じフロアにいる別の部署の方から質問を受ける。
「Windows Updateを実行したいんだけど、エラーが出てうまくいかないんだよね」
と。
正直今までWindows Updateがエラーになって動作しない、なんてことには遭遇したことがなかったので調べてみることに。ちなみに対象となるOSはWindows XP SP1である。
Windows Updateのログ(%windir%WindowsUpdate.log)でエラーが出力されている。それと同じエラーコードがWindows Updateを実行したときに画面にも出ている。これについては、Microsoftに問い合わせていただき(Windows Updateに関しては無償サポートを受けられます)、IEのキャッシュをクリアしたら解決した。
しかし、問題は解決しない。。エラーが出ずに先に進むようになったはいいのだけど、プログラムをインストールするところでこけるではないですか・・・(´ヘ`;) で、調べてもらうと「Cryptographic Services」ってサービスが、「停止処理」というステータスでハングしてることがわかりました。
こいつか・・・以下、「Cryptographic Services」の説明転載。
提供される管理サービスは、次の3つです。
カタログ データベース サービス:Windowsファイルの署名を確認します。
保護ルート サービス:信頼されたルート証明機関の証明書をこのコンピュータに追加および削除します。
キー サービス:証明書用このコンピュータに登録します。
このサービスが無効の場合は、明示的にこれに依存しているサービスを開始できません。
たぶん、Windowsファイルの署名を確認する処理で何らかの原因でこのサービスが停止してしまうように感じた。
なので、「Cryptographic Services」を正常に動作させるためにはどうしたらいいのか?という視点で調べてみることに。すると、以下のドキュメントに出会う。
◇ Windows Updateのインストールエラー
この問題は、 Cryptographic Services の [スタートアップの種類] が [無効] に設定されているか、%Systemroot%System32Catroot2 フォルダのログ ファイルまたはデータベースが破損しているために発生します。[解決方法]
この問題を解決するには、Cryptographic Services の [スタートアップの種類] を[自動] に設定します。それでも問題が解決しない場合は、Cryptographic Servicesを停止し、%Systemroot%System32Catroot2 フォルダの名前を変更します。
これか!これなのか!!早速、実行してみることに。Windows XPを再起動して、セーフモードで起動。上記のフォルダの名前を書き換えて、もういっちょ再起動。んで、再起動後にサービスがあがっていることを確認し、フォルダが再作成されていることを確認。問題なし!!
で、Windows Updateを実行!!!
Windows インストーラ3.1のインストールが実行されている・・・
そして、結果は、、「失敗しました」
ガ━━━━━━∑(゚д゚lll)━━━━━━ン
もう打つ手無しかと思い、同僚に相談。で、色々と電話で話しながら調べていると・・・「このKB見た?」といわれる。そのKBは以下のもの。
◇ プログラムや更新プログラムをインストールできない
おー、ここに対処方法がいっぱい書いてあるじゃないですか!
順番に目を通していくうちに、気が重くなった。。
もう、システムがオカシクなっちゃったときの対処法みたいな感じなんですよ。。
これ見たら、OSを再インストールしたほうが早いんじゃないか?と思いました。
とりあえず、今日はここまでです。はい。
有力な情報は随時募集中であります。おっす。
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