先の日記にも書きましたが、ワシは今、インターネットという巨大な情報網にほとんど接続しない生活を送っておりやす。ま、これを書くためにちょっと繋がってますがw
それまでは、家にいるときはさることながら、会社にいるときも仕事が暇なときは、ひたすら「ネットサーフィン」にいそしんでいたわけであります。我ながら完全な中毒症状だったと思いますw いやぁ、あぶない、アブナイ。
ところで、タイトルの「インターネットでダメ人間」。
ふとそんな風になる気がしたので、書いてみることにしやす。
インターネット上にはものすごい量の情報が存在し、日々増大する一方です。そこにアクセスさえすれば、たいていのことは分かってしまうってんだから、驚きです。
しかも最近じゃBlogが流行っているのもあり、ほんとうは心の奥底に眠っているはずの深遠まで、インターネット上に溢れかえっている。これまでだと、例えば太宰治が小説を媒介にして自分の心の奥底を披露したようなことが、今では誰でもリアルタイムで公開することができてしまう。
ここで太宰が出てきたのは、つい最近に「人間失格」を読み返して、ずいぶんつまらなく感じるようになった自分に気がついたというのもある。
上のことは、何度も書いているような気がする。。。とまぁ、前置きはさておき。ワシの仕事の中で、インターネットが人をダメ人間にかえてしまうと思ったこと。あくまで、ワシ個人のことであり、他がすべてそうかは、知らんんです。
いわゆるITの中でも、SIerさんはインターネットで調べものをします。そして、大抵のことは解決してしまいます。そのプロセスの中でアレコレ考えて、色々やってみて、といった類のことは発生しません。プログラムなんてサンプルもってきて、ちょちょっと書き換えれば、とりあえず動くものは作れてしまう。
わからない!⇒インターネットで調べる⇒解決!
何でも書いてある、カンニングペーパーみたいなものかしら。
これじゃぁ、頭をつかわんなぁ~っと思ったわけです。
そして、頭を使わないばかりではなく、実力もつかないという
ビッグなオマケまでついてきます。
実際、苦労して解決したことじゃないと覚えませんからねぇ。
インターネットも所詮「道具」。
コメント
SI屋さんではないけれどITに携わってた立場として一言。
自分が必要としている情報に最短でアクセスできることも大事な技術だと思う。
また実体験としてネットで見つかる情報を100%うのみにしてしまって失敗することも数多かったよ。最終的に情報を選択するのは自分であってパソコンはあくまで補助的なもの(道具)っていう位置づけを維持することが肝心だと俺も思う。
何せネットの情報を信用しても、失敗したときに誰も責任取ってくれないからね。
自分の知らないことに手軽に接する機会を与えてくれることは、自分の知識を深めるきっかけにもなるのでアリだと思うよ。
>タケチ
長々と書いた内容に返事ありがとう。
ワシ自身もネットの情報には非常に助けられているし、
色んな楽しさも享受してるのは確かだなぁ。
>自分が必要としている情報に最短でアクセスできることも大事な技術だと思う。
身近なところで、電車の時間の検索とかはほんとに便利。
何気なく使いはじめたGoogleの使い勝手のよさに
感動もしたもんだす。
なので、否定するわけではないんだけど、
そういう側面もあるのかなぁっと離れてみて
ふと思った次第。
>自分の知らないことに手軽に接する機会を与えてくれることは、
>自分の知識を深めるきっかけにもなるのでアリだと思うよ。
今となっては、自分の知らない興味のあることを調べたときに
その情報が存在しないことのほうが珍しいもんねぇ。
ここで言いたかったことは、インターネット ニュースジャンキーになってしまった自分に
気がついて、「ちょっと狂ってたなぁ」と思ったってこと(;´Д`)
そこには目的というものは、これといってなかったねぇ。
話がちょいとそれるんだけど、ちょっと前に「脳内汚染」なるものが話題になっていたけど、
あれも「道具は使いよう」ってことに尽きる気がしてならない。
最近仕事が変わって、紙ベースになり(もちろんPCも使うけど)、文字を手で書くことが増えました。
確かに、紙に文字を書くだけで、なんか頭が活性してるかなって感じがします。
アナログ感覚も大切だよね。
>今となっては、自分の知らない興味のあることを調べたときに
>その情報が存在しないことのほうが珍しいもんねぇ。
たまに情報が存在しないことがあったりすると必要以上に固執しちゃったりしない?勘ぐり入っちゃったりして(笑)
頭を酷使すればするほどアナログ感覚を大事にしなきゃって思うね。
ああ、はやく野外に行きたいね・・・。