仕事はWindowsしか使えないので、紙copiってツールでファイルを管理していて、Markdownで書きたい場合にはSublimetextで編集するという使い方をしてる。正直、Markdownを使おうとしたときのmacの選択肢の多さは羨ましすぎる。本当は仕事でmacを使いたい!
そもそもMarkdownってなんだよ?って方は、Markdownとは · 日本語Markdownユーザー会あたりを見てみてください。以下、冒頭の記述を引用。
Markdown(マークダウン)は、文章の書き方です。デジタル文書を活用する方法として考案されました。特徴は、
– 手軽に文章構造を明示できること
– 簡単で、覚えやすいこと
– 読み書きに特別なアプリを必要としないこと
– それでいて、対応アプリを使えば快適に読み書きできること
などです。Markdownはジョン・グルーバー(John Gruber)によって2004年に開発され、最初はDaring Fireball: Markdownで公開されました。その後、多くの開発者の手を経ながら発展してきました。
でね、家で直近で書いているドキュメントがあって、こいつはMarkdownで記載しているのだけど、もっといいやりようはないものか?と思って、調べた結果を残しておこうと思った結果がコレです。
はじめに言っておきますが、今のところ結論はでてません(汗)。ま、こうやって悩んでるのが、楽しいんですけどねw
とりあえず、今まで試してみたのは以下のエディタ。
(ちょいちょい書き足してます)
以下、各エディタについて自分なりのコメントをば。
Atom
標準でMarkdownのプレビュー機能もついていて至れり尽くせり。下記の「nav-panel」というパッケージを入れることで見出しでのアウトライン表示させることもできる。
難点としてはElectronベースなだけあって、今のところ動きがモッサリしているところか。会社のPCだとメモリが4GBで、OSが32bit(未だに…)ということもあり、ハッキリ言ってAtomは重くて使えない(ま、そんな旧世代のPCで仕事すんなよってところなんだけど)。
自宅で使っているmacではストレスなく動作するので、結局こいつかな?って感じではある。なんだけど、Sublimetextにしかないパッケージとかがあったりして、選択を悩むところ。。。
Sublime Text
会社のWindows PCでは、こいつ一択です。
快適に使うためには、それなりにパッケージの導入が必要。リアルタイムでプレビューするので個人的に愛用しているのは下記のパッケージ。より詳細にはSublimetextでMarkdownに書きました。
他にもMarkdownのTable表記のための下記のパッケージは秀逸。正直これがAtomで使えれば、自宅のmacではAtomを使う。
- Table Editor – Packages – Package Control
- ほんとこのパッケージは凄いっす。似せて作ったAtomのパッケージ(table-editor)はあるのですが、非常に動作が不安定で現時点で使い物になりませんでした。
Atomのところにも書いてますが、非力な会社のPCではSublimetext以外の選択肢がないです。さすがNativeアプリなだけあって、32bitマシンでもストレスなく動作するのは、ほんとに素晴らしいことだと思う!
リアルタイムのプレビューが外部ブラウザになってしまうところが、Sublimetext内で完結できればってところはある。2画面あれば問題ないんですけどね(会社では外部モニタがあるので、問題ない)。
Visual Studio Code
そういえば、コイツの存在をわすれていました。Visual Studio CodeもAtomと同じElectronベース。なんで、スペックの低いPCでは動作はモッサリ。
ど標準でリアルタイムでPreviewしながら、Markdown書式で記述することはできます。しかし、残念ながらExtensionが少ないので今のところ選択肢にならない。
サイドバーの仕様が、個人的にどうにも気に入らないので、今後も触れることはないと思います。スマン
MacDown
単純なMarkdownのエディタとして、最適な選択肢だと思います。フォルダ管理とか特に気にしないのであれば、こいつで事足りると思います。Freeってのも大きい。
MarsEdit上で編集しているのをこいつにコピペして、MacDown上で編集するなんて使い方でもいいかなって思ったりする。今試してるけど、悪くない。
EditorとPreviewのサイズを調整して、Previewを控えめに表示できるのもカユいところに手が届く感じでいいですね。
Ulysses
うーむ。だいぶいい。Markdownの見出しレベルでのナビゲーションがあるのもいい(これ欲しかった)。何よりもシートの単位で長い文章なんかを分割しておくことで、後から順番を変更できたりするのは凄いと思った。技術系だと論文とか書くのに重宝しそうな機能だと感じた。
しかし、非常に残念な点がある。Markdownのリンクの書式がちゃんと表現できていない。プレビューしたときに何故か(〜)が文字として表示されるんだけど、これってどうにかならないのだろうか。。。なんというか、Markdown周りの動作が微妙で中途半端な感じが否めない(それって今回の趣旨として致命的じゃね?)。見た目は綺麗なんですけどね。。
ほんと、アプリとしての出来やデザインはピカイチだと感じるし、文章を書いていて気持ちがいいです。それだけに、上記の問題を解消する手段があると完璧(既に何かしらあるのかもしれませんが、ワシは見つけられていません。誰か知っている方がいたら、ぜひとも教えて欲しい)。
LightPaper
Ulyssesと共に検討にあがったのがコイツ。一通りの機能は備わっています。
でも、なんだろう。なんつーか、Trial版を使ってみてAtomやSublime Textでいいんじゃないか?って感じがしました。
Typora
ほぼ書き終えたところで、引っかかった本ツール。macだけでなく、Windowsでも使える。しかも、Free!!!
標準でアウトラインの表示もできる。しかも、見出しのレベルでインデントして表示される!むむむ。
ココに来てダークホースかもしれません。プレビューを別ウィンドウで表示するのではなく、編集画面上で編集箇所はテキスト表記でカーソルが移動するとプレビューで表示されるという凝りよう。文章だけでは伝わらないので、この動きは実際に使ってみて確認して見て欲しい。この動作は凄いかも。
Windowsでも使えるので会社でも早速使って試してみたのだけど、確かに頑張って作ってる感じはヒシヒシと伝わってくる。だけんども、編集するときはベタのソースのほうがいいんじゃないか?って正直感じました。なんというか中途半端なんですよね。
プレビューって常に見れる必要ってそんなになくて、それこそSublimetextのMinimapみたいに半透明で控えめに見えるぐらいでいいんじゃないか?ってこのアプリを触ってみて感じましたね。
Focused
友人から教えてもらったアプリです。最初の印象は数年前にあったOmmwriterでMarkdownが使えるようになったという感じです。とってもシンプルで、Zen ModeでFull Screen表示にすれば、確かにじっくり文章をMarkdownでも書きたいっていうときには良さそう♪
プレビューはショートカットで画面が切り替わって表示される形式で、一緒に表示しながらという使い方にはなっていません。とにかく書くのに集中するというポリシーを貫いている感じが伝わってきます。
画面キャプチャではタイトルバーが出てますが、書いてるとフワって非表示になります。
iA Writer
肝心なのを忘れてましたね。どうもWordpressへの書き出しも対応しているみたい(自分の環境では書き出しが謎のエラーでうまく動作してません…調べてるけど未だに不明)。
iCloudに対応していて、iA Writerってフォルダが作られて、デフォルトはそのフォルダに保存されます。
Markdownについては、Markdownの書式の部分はカラフルではなく、できるだけ目立たないような表現となっています。デフォルトのSublimetextとかAtomでは結構カラフルに「#」の表示とかされるのだけど、確かに文章を書く上でそこを目立たせる必要ってないってことに気が付かされました。
Swipeでフォルダとプレビューの表示できるのが、非常に気持ちいい。確かにプレビューって常に出ている必要はなくて、ちょっと確認したいときにサクッと出して、サクッと非表示にできるのは理にかなっている。この動作は他のエディタも真似していいものだと思う。
ドイツでミニマルっていう感じに、個人的に非常に共感できるものがあるw
Write!
元々はWindowsアプリで、macにも対応したようです。
ちょろっと触ってみましたが、I/FがWindowsですね。動きがスクロールとか、なんかモッサリと感じました。プレビューはできるのか?わかりませんでした。
基本機能は無料みたいですが、フル機能(独自クラウドへの保存や無制限Redoなどの機能)をずっと使い続けるためには、月額5ドルのSubscriptionになるようです。なかなか、攻めな価格ですね。
まぁ、何でしょう。Windowsだと選択肢が少ないから、Windowsで使うならアリ?な感じでしょうか。個人的にはデザインが無理。
最後に
このBlog自体はMarsEdit 3でMarkdown書式で書いてるんだけど、こいつのMarkdown結構イケてるw
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