情報処理の本質は、「入力-処理-出力」である。何のことはない、大昔から人間の知的活動の基本とされている、いわゆる「読み・書き・そろばん」のことである。
うーむ、確かに言われてみればそうかもしれない。「コンピュータが何かをする」というと、知らない人にとっては「なんか凄いことやってんでしょ?」と思われるかもしれませんが、実際は大したことはやっていません。この単純な処理が複雑に絡まってるだけ、と思ってもらっても・・・いいんじゃないでしょうかねぇ。
本コラムで紹介している3つの落とし穴は、以下の3つ。
- 「自動化」の落とし穴
- 「ペーパーレス化」の落とし穴
- 「統合業務システム」の落とし穴
この3つを見てワシが思ったことは、「システムを売り込むときのうたい文句だ!」ということです。買っていただくお客さんが使うものである、ということを忘れないようにいつも考えてはいますが、考えるだけじゃダメなんだよなぁ。
システムは、次の「守・破・離」のステップを踏んで最小の投資で、基本的なところから始め、成果を評価しつつ、段階的に強化していくことが望ましい。
【守】 まず、形から入り、基本を、しっかり『守』って練習する
【破】 次に、基本の殻を『破』り、応用動作を身に付ける
【離】 最後に、独自の発想を得て、基本から『離』れ独歩きする
以前に書いたものと同じように、ユーザ主導という方向にITも移行しつつあるんだなぁ。当たり前の姿になりつつあるとも言えますね。
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