従業員数が1万人規模の大企業とかでは、既に必要なIT化が済んでいるというのも手伝い。Microsoftをはじめ中小企業へターゲットを切り替えているという流れは確かにあります。そんな中、以下のような記事があったので読んでみました。
◇ IT最新事情 第19回~中小企業のIT化は本当に遅れているの?
ワシはお客さんとの接点というとほとんどないので、実際の現場ではどうなのか?はよく知らないです。ある企業とアライアンスを組んで、その企業の顧客に提案に行くという動きがあるのですが、その顧客というのがいわゆる中小企業です。ワシの会社はどちらかといえば、大きなシステムをやることが多く、中小企業向けのパッケージとかソリューションといった類はあまり得意ではありません。「お客様の予算が少くて何も提案できない」みたいなことをよく耳にします。
複数のユーザー企業はこんな指摘をしている。
・ 信じられないITサービス料金だ。「高い」と言うと何の根拠もなく安い価格を提示する
・ 提案して欲しいのだが、言われたことをやるだけ
・ 我々が分かる言葉で自信を持って説明して欲しい
・ 嘘をつかないで欲しい
ふーむ。こういう指摘があるということは、どのベンダーも同じような悩みを抱えているのだろうか?と思うのですが、どうなんでしょうかねぇ?顧客はITってものが何か知らないし、ベンダー側は何を欲しているのかを知らない。要は、お互いが理解し合えていないってことなんで、うまくいくわけはないです。結局、ITを導入することになって稼動しても、それはまったく意味のないものに成り果ててしまうことでしょうヽ(´ー`)ノ「嘘をつかないで欲しい」ってのが、どういうことなのかは気になりますけど。。
こうしたIT導入による効果も高く評価している。商工中金調査部の「中小企業のIT活用状況に関する調査」によれば、8割超の企業が「効果があった」と回答する。
それでも、経営者からは「IT投資に対する効果に疑問だ」「自社のIT投資の評価ができない」といった声が聞こえてくる。
これをまともに言えるベンダーは日本にはいないと思います。だから、ダメなんだっつーの・・・わかっちゃいるけど変わらない。
ある中小企業の経営者は「1000万円の投資になると簡単に言ってくる。それを利益で稼ぎ出すには1億円の売り上げを増やす必要があることを知っているのだろうか」と話していた。
知らないと思いますよ(´ヘ`;)だって、中小企業に特化した部隊とかは、今のところいないでしょうから。とりあえず、ワシの知りうる限り、ワシの会社にはいないってことは確かかと・・・
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