人間と時間

会社での帰り際、喫煙室で部長と一緒になった。その時の会話。
部長:「あぁ、もう死ぬかもなぁ・・・」
SWK:(え・・・?確かに忙しいから、過労死でもするのか心配してるのか?しかし、唐突すぎやしませんか?汗)
<暫し沈黙>
SWK:「過労死ですか?」
部長:「そうそう。でも、まぁ、オレより過労のやつはいっぱいいるか。」
SWK:「でも、過労死する閾値というのは、一定ではないですよね?」
部長:「確かに、そうだ(笑)そもそも、人間というのが生きてること自体不思議なことだよなぁ。」
SWK:「それはどういうことですか?」
部長:「大学で化学を専攻していたんだが、まぁ、生体ってわけじゃなかったけど。体内で化学反応を常に起こしていて、それからエネルギーに変換する仕組みとか、ありえないって。」
SWK:「確かに。。しかも、それは生体部品の1つに過ぎないですもんねぇ。まさに奇跡とはこのことをいうのでしょうね。」
部長:「30億年という時間は偉大だね。」
SWK:「まったくです。そういえば、この前「記憶」について考えたんですよ。」
部長:「記憶も良くできた機能だよなぁ。」
SWK:「そのときに調べた結果、人間の記憶容量は1250TBらしいんです。」
部長:「へぇ~、たったのそんなもんなんだ。」
SWK:「やっぱり、そう思いますよね。」
確かに、人間の作り出したものといえば、直ぐに壊れる。それは有史後に話しを限定すれば、2000年そこらの時間の中で生み出されたものだから、当然といえば当然である。そして、そんな奇跡を常に目のあたりにしながら、それに感動することもなくわけのわからぬことを繰り返す我々人間。ハードは良くできていても、ソフトのほうはそうでもないらしい。まぁ、ソフトが動作する時間は長くても100年、しかも出荷時には基本的なロジックしか組み込まれていないということを考えれば、これまた当然かもしれない。

コメント

  1. ごあコアラ より:

    そう考えると神様は偉大だね!
    きのうからフジTVで地球のなんたらっていうのをやってるけど
    昔の人は科学的な観点からでなくても、地球のことを理解していたんだなと思った。そう考えると現代人はなんでも科学的に理屈をつけたがるでしょ?あれって進化してるのかな…。昔の人が知ってたことをおさらいしてるしてるだけだったりしてね(笑)。

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