ネットワーク、果ては個人のPC上のメールボックスを溢れかえらせる憎い奴「SPAM」。そんなSPAMを撃退すべく世に送り込まれたのが、いわゆる「SPAM Filter」ってやつです。そして今では、味方のはずのSPAM Filterによる裏切りが起こっているようです。
「米アメリカ・オンライン(AOL)社の広報部が同社のスパム対策についてプレスリリースを各報道関係者に送信したところ、受信側がこのメールをスパムと判断して処理してしまうという、困った事態が多発したことが判明した。」
これは、笑い話か?と思ってしまいますが、事実なようです。
「これまでにフィルターに引っかかった経験のある企業は、送信メッセージからできるだけスパム的な言葉を排除し、あとは運を天にまかせるしかない。」
ITなのに、運任せとはこれ如何に?(´ヘ`;)
なーんか、そのうちメールというツールが使えなくなってしまうのではないかと、不安にさえなります。既存のインターネットが崩壊する日が、そう遠くない未来にやってくると言っても否定はできないです。やはり、新しいインターネットが必要なのでしょうかねぇ。それも、完全に管理されたものが・・・
◇ 【HOTWIRED JAPAN】 弊害も多くなってきたスパムフィルター
◇ 【HOTWIRED JAPAN】 革新的なスパムフィルターを求めて――『スパム会議』報告
以前にも書きましたが、モンティ・パイソンのコントでSPAMの語源になったというもの。ほんとかどうか確認しようとして元の記事を参照しようとしたら、既に公開期限を過ぎていたため確認できず・・・。ま、そんなことはいいとして、面白すぎ(笑)
◇ 「スパム・スケッチ」
コメント
魔法は実現されなければ、ただの魔法?
◇ ビル・ゲイツ、「魔法のスパム解決法」を語る
「インターネットユーザーには注意が必要だ。今後2年以内に、借金返済の援助を受けたり、精力を増強したりといったチャンスが減ることになるかもしれない。」
まことに残念なことである(・∀・)ゲヘラヘラ
「今は、スパムを一掃できる最強かつ最良の万能薬があるような言い方をするのが流行っているようだ。だがそれは、税金のない世界や風邪の特効薬がいずれは実現すると考えているようなものだ」
はぁ、うまいこと言いますねぇ。
◇ スパムは本当に「2006年に消滅」するか