情報を伝達するデバイスとして「紙」というものがありますが、今のところこの紙に取って代わるようなデバイスは存在しません。そんな中、ここ最近では「電子ペーパー」といった新技術の話題が取りざたされることが多いです。デジタル化されたデータを紙と遜色なく表示し、閲覧できるデバイス、それが電子ペーパーってやつです。
今現在、「電子ブック」というかたちでデジタル化されたコンテンツは存在します。例えば、漫画だとココとかです。数ページなら立ち読みもできるみたい。PCやPDAといったもので閲覧することになるのですが、やはり紙に比べて目が疲れる、また電車などの移動中にちょっと見たいだけなのにノートPCの電源を入れるのは( ゚Д゚)マンドクセーってことになるわけですよ。
つーわけで、そんな需要を加味して(実際は金になる市場だからだろうけどさ・笑)、近々登場しそうなのが「ΣBook」ってやつです。スペックを見る限り、ほんとにデジタル書籍を見るためだけの端末です。ワシ自身もこれはちょっと気になってたりするんですけどね(汗)ま、これ自身は、タイトルの電子ペーパーではないです。
そこで他のメーカーも黙っているわけもなく、対抗馬として注目されているのが「E-Ink」ってやつです。実際は凸版印刷との共同開発みたいです。その仕組みはというと、ココを読んでください。ほんとこんなことをよくもまぁ、こんなこと考えて作ろうとするよなぁ・・・Σ(゚△゚;)
尽きるところ、電子ペーパーを作る理由は上に書いたけども、市場として非常に見込みがあるからなんだろうけど。別の視点から見たときに、紙資源の削減ってのもあると思う。しかし、このデバイスを動作させるためには電気が必要なわけで、ましてやこれを作るためにはさらに大量の資源と電気が必要になるわけですよ。そのへんのバランスってどうなってるんでしょうかねぇ?
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